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愛知県豊川市


updated 2004/03/17


市議会03年12月定例会 (2003/12/03)

平成15年 第4回定例会(12月)-12月03日−03号

○松井忠雄議長 以上で米谷俊子議員の質問を終わります。

 次に、波多野 年議員、登壇してください。

  (波多野 年議員 登壇)

◆波多野年議員 発言のお許しをいただきましたので、一般質問をさせていただきます。

 「人にやさしいまちづくり」について質問いたします。

(中略)

 さらに伺います。

 以前、皆様御承知と思いますが、人気の女子競艇選手がみずからの性同一性障害を告白し、男子選手として登録し直されるというニュースが話題になり、国民の間に性同一性障害が広く知られるようになりました。性同一性障害の方は奇異の目で見られたり、プライバシーをせんさくされたり、当事者にしかわからないつらい経験を味わってきております。話題になる以前からこの障害で悩んでいた人は少なからずおみえになりますが、行政としても具体的な対策を講じてこなかったが、こうしたマイノリティーの人権問題に対して真剣に取り組む国こそ人権先進国でありまして、我が国が人権先進国になっていくための新たな流れをもたらしました性同一性障害の性別変更を可能とする性同一性障害者特例法が本年7月に成立し、性別の変更が可能となっております。

 こうした国の取り組み以前に、東京都小金井市議会が性同一性障害の性別記載につきまして、性別の書きかえのできる道を開くことという、こうした文言を盛り込んだ意見書を法務省に提出しておりまして、さらに埼玉や東京などの多くの議会が公文書から不要な性別欄の撤廃へと動き出しておりました。性別変更特例法の成立に伴いまして、自治体で性同一性障害者にやさしいまちづくりを進めるために、申請書を始め、行政関係手続書類の性別欄の廃止の見直しが進んでおり、既に見直しを終えた自治体もございます。本市においてもバリアフリーのまちづくりを推進するためにも可能な限り、申請書等行政関係書類からの性別欄の廃止の見直しが求められておりますが、本市の取り組み状況と所見をお伺いをいたします。

(中略)

 若干長くなりましたが、再質問をしなくて済むような答弁を期待しております。

 再質問は自席にて伺います。

  (波多野 年議員 降壇)

(中略)

○松井忠雄議長 総務部長。

◎鶴田守総務部長 性別による同一性障害者のバリアフリーの観点からの申請書等、行政関係書類における性別欄の廃止についてお答えします。

 議員御指摘のとおり、市の行政事務におきましては、人権擁護あるいはプライバシーの保護の観点から、この事務を執行しなければならないものと理解しております。

 人にやさしいまちづくりという観点から性同一性障害への行政文書の対応につきましては、新しい課題として受けとめております。

 県下の自治体におきまして、申請書類などから性別記載を削除することを決定している自治体もございます。したがいまして、本市におきましてもこうしたことを参考にいたしまして、全庁的な取り組みをしてまいりたいと考えております。

 なお、性別記載を削除できる申請書等の書類につきましては、まだ具体的な検討に入っておりません。今の段階ではっきりした数字を把握できておりません。しかしながら、条例及び規則において性別が記載されているものにつきましては、印鑑登録申請書、住民基本台帳に関する届け出を始めといたしまして1,200件ほど本市の申請書等があるというふうに考えております。そうした中で性別を記載するものにつきましては、95件ございます。

 いずれにいたしましても法令の規定により、性別の記載が必要とされているものを除きまして、今後可能なものから順次性別の記載の廃止ができるよう検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いします。

 以上でございます。

(中略)

○松井忠雄議長 波多野 年議員。

◆波多野年議員 ただいまは、それぞれの部長から答弁をいただきましたが、若干、私の思いとかみ合わないようなところがありますので、数点について再度重複するかもしれませんけれども、手短かにお伺いをいたしたいと思います。

(中略)

 先ほどの性同一性障害の文書の見直し等もそうであります。さまざまな問題が今、新たな課題として取り上げられて起こるわけでありますので、いま一度、こうした課題に対しまして本当にこの全庁的な課題でありますので、人にやさしいバリアフリーのまちづくりの観点から、行政の守備範囲であります、こうした行政運営と建物などを始め、公共建設物につきまして、いま一度再点検をして課題を抽出する中で改善に向けての取り組みをしていかなければ、課題として把握していなければ、なかなか改善できないという、こうした観点があるわけでありまして、本市として課題が把握されているかどうかにつきましても私はある意味で疑問に感ずるわけであります。

(後略)

愛知・豊川市


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