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北海道旭川市
updated 2005/04/03
削除可 削除不可 性別欄がある公文書合計 〜05/03 05/04〜 05/05〜 05/06〜 合計 12 73 1 18 104 (74.8%) 35 (25.2%) 139 (100%)
<土曜スペシャル>新年度スタート 制度改定 暮らしどうなる (北海道新聞旭川版 2005/04/02朝刊)
1日から新年度が始まった。ペイオフ全面解禁、個人情報保護法の全面実施、保険料の引き上げなど、暮らしに大きくかかわる諸制度の改定が相次ぐ。旭川市では公文書の性別欄を削除するなどの取り組みも。4月から、地域の暮らしはどう変わっていくのかを探った。
(中略)
■旭川市の取り組み
*公文書の性別欄 新たに73件削除*6月には4分の3
旭川市は一日から、図書館利用カード交付申込書や国民健康保険関連の申請書など、新たに七十三件の公文書の性別欄を削除した。
市は三月三十一日までに十二件の性別欄の削除を終えている。今後も五月一日から一件、六月一日からは十八件、それぞれ公文書から性別欄を削除する予定。
昨年九月末時点で性別欄があった公文書は百三十九件。「性同一性障害」の人などに配慮しての性別欄削除は進み、今年六月以降は、約四分の三の百四件から性別欄がなくなることになる。
(後略)
公文書から性別欄削除 まず印鑑証明申請書から 旭川市 (北海道新聞旭川版 2004/10/06朝刊)
市は申請書など公文書での性別欄の削除を始めた。心と身体の性の不一致に悩む「性同一性障害」の人などに配慮し、すでに印鑑登録証明書交付申請書から同欄を削除。今後もできるものから廃止を進めていく。
印鑑登録証明書交付申請書は住民票等請求書と同一書類になっており、市民の利用が最も多い公文書の一つ。従来は印鑑登録番号記入欄の横に性別に丸をつける欄が設けられていたが、一日からは書類を一新し、性別欄を削除した。
市行財政改革推進課によると、市の公文書千百六十七種のうち性別欄があるのは百三十九種。このうち六十二種は担当課が「性別欄は不要」と判断し、基本的に本年度内に削除する。
市は同欄の設置が法令で定められていたり、市が「利用実態から性別欄は必要」と判断した七十種と、「判断がつかない」とした七種についても見直しを進める。
(町田誠)
【写真説明】新しい印鑑登録証明書交付申請書(上、一部を拡大)。古い申請書(下)にあった性別欄を削除した
市議会一般質問 公共施設の維持管理経費 算定統一基準策定へ 受益者の負担割合明確化 公文書の性別欄「できる限り削除」 (北海道新聞旭川版 2004/09/29朝刊)
第三回定例旭川市議会は二十八日、一般質問を続行し、三氏が質問。公共施設の使用料見直しについて山上雅己助役は、施設の維持管理経費を算定する統一基準を本年度中に作り、受益者の負担割合を明確にすると答えた。(町田誠)
山上助役は「パークゴルフ場や旭山動物園などは全道の類似施設の状況を調べ、(適正な入場料を)検討したい。受益者負担の増加も予想されるが、経費削減やサービス向上で利用率上昇を図り、設備の更新などを進めていく」と答弁。今年二月に策定した市行財政改革推進プログラムに基づき、来年度にも一部施設の使用料を見直すことを示唆した。石崎勝久氏(新政会)の質問に答えた。
心と体の性の不一致に悩む性同一性障害の人などに配慮し、市公文書から性別欄を削除する考えについて、市は、申請書や届け出書など性別欄がある公文書が百三十九件あり、このうち六十二件は「性別欄は不要」と答えた。さらに「証明書なども含め、法令で定められているものなどを除き、できる限り(性別欄を)削除したい」とし、一部は十月からも実施する考えを示した。久保厚子氏(無所属)に答えた。
室井安雄氏(公明)は、全庁的な観光振興の取り組みや家庭系ごみの有料化問題などについて市の考えをただした。
一般質問はこの日で終了。二十九日は決算に限って質問する大綱質疑を行い、三氏が質問する。
【写真説明】石崎勝久氏【写真説明】室井安雄氏【写真説明】久保厚子氏
性同一性障害 旭川市が配慮へ (STV札幌テレビ放送 2004/09/28)
戸籍の性と心の性が一致しない性同一性障害について、28日の旭川市議会で議題にあがり、市側は10月から一部の公文書の性別欄を削除するということです。
旭川市議会の一般質問で無所属の久保あつこ市議は、戸籍の性と心の性とが一致しない性同一性障害の人たちのため、公文書からの性別欄削除や成人式での男女別の受付廃止などを求めました。
(担当部長・千田純一さん)「申請書数は1167件、そのうち性別欄があるのが139件。事務遂行上性別の確認を要するものを除いて、できる限り削除していきたい」
公文書の性別欄削除は札幌や千歳などですでに行われています。これは、戸籍の性と見た目とのギャップから違和感を感じ不快な思いをする人がいるためです。旭川では印鑑登録の申請書について10月から性別欄を削除するということです。市長はそのほかにも出来る限りの対応をしたいと述べました。
(菅原功一市長)「市の担当者だけでなく広範囲に及ぶと思うので、庁内で十二分に協議して対応したい」
旭川で性同一性障害に配慮した取り組みは初めてのことです。
(2004年9月28日(火)「どさんこワイド212」)
公文書の性別欄削除を 性同一性障害の団体 市に要望書提出 (北海道新聞旭川版 2004/09/17朝刊)
精神的に自覚している性別と身体上の性別の差に違和感を持つ人たちでつくる「性同一性障害を抱える者が普通に暮らせる社会をめざす会」(本部・東京)は十六日、菅原功一市長と市議会に対し、公文書の性別欄の削除などを求める要望書を提出した。
要望書の内容は、《1》印鑑証明書などの公文書から性別欄を削除する《2》教育現場で教師や保護者、児童生徒が性同一性障害を正しく理解するための環境を整える《3》市立病院などで初期段階治療を可能にする−など十一項目の施策を実施するよう求めている。
この日訪れた、めざす会北海道の世話人日野由美さん(50)は「多くの人に性同一性障害を知ってもらい、理解してほしい」と訴え、旭川市内の岩本睦さん(20)は「就職活動では面接で門前払いされることもあった」と実体験を交えて語った。道内では、札幌市や千歳市が一部の公文書の性別欄を削除したほか、函館市や釧路市などでも削除を検討している。(田口博久)