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東京都小平市
updated 2003/12/18
市議会2003年6月定例会会議録 (2003/06/11)
【 平成15年 6月 定例会-06月11日−02号 】
(前略)
○副議長(桜田誠) 再開いたします。
次に、住田景子議員の一般質問を許可いたします。
○21番(住田景子) 一般質問を3点通告させていただいておりますので、順を追っていたします。
新たに4年間、この議場で仕事をさせていただけることになりまして、新しい気持ちで張り切っております。よろしく御答弁をお願いいたします。
(中略)
大きな3点目です。4月の選挙を振り返り問題点を考えるというタイトルです。
(中略)
2点目、選挙人名簿というものがあります。これを入り口で照合されるわけですね。この照合をするときに、氏名と男女別というのを、結構大きな声で市の職員の方がおっしゃいますね。これについて問題があるというふうに私は思っております。特に近年、性同一性障害者等にとって問題があるというふうに考えております。
実は私、七、八年前の何かの選挙のときに、私自身16年前から議員ですから、それはいいとして、投票所に行ったんですよ。投票用紙を出しました。市役所の方が2人いました。ちょっと年配の方、若い方と並んでいて、住田景子、女と言ったんです。そうしたら、若い人がぱっと立ち上がって、私に何か言いそうになったら、年上の人の方が慌てて引っ張って、いいんだよ、いいんだよと引っ込めて、若い職員さんを座らせたんです。何だと思いますか、これは。私は男の人に見えたんじゃないですか。それで若い人が住田景子、女と言ったときにがばっと立ち上がって、疑ったんですね、私を。男じゃないかと言いそうになったと思うんです。年配の方は引きとめた。ただ、私はそのときちょっと微妙な気持ちでしたよね。ここは笑っていい場面なんですけれども、遠慮なさらずどうぞ。私は実は高校生以降、結構違えられることがよくあるんですよ。電車に乗っていたり、それから、海外旅行でイミグレーション−−帰国するときとか、あるいはトランジットのときですね、台湾の空港で男、男とこっちを手招きして、私はそちらの列に並べと言われたり、この話をしていると切りがないので、やめますが、いっぱいあるんですよ。それは立って170センチあって、顔を見ても余りお化粧もしませんので……。あと新宿などでトイレに入っていて、しょっちゅうあるんですよ。後から入ってきた女の人が、あらっとか、警官が巡回していて、ちゃんと正しいところに入ってくださいと、私に注意しようとしたりというふうなことはあるんです。
ただ、男か女か見かけではっきりわかる人、第1グループ。第2グループで、男か女かちょっと迷ってしまう人、これは結構いますでしょう。それから、第3グループとしては、明らかに男に見える女の人、女に見える男の人というのもいるわけですよ。そうすると、これは見た目で男か女かを判断して、大きな声で、今は投票所の入り口の例です、男、女と言ったときに、はっとしたり冷やっとしたり、嫌な目に遭う人は結構存在し得るなということなんです。これは自分の例からもわかります。性同一性障害者についての問題、法改正も今、検討されていますよね。それを考えたときに、男、女と言うことがいかがなものであろうか、問題があるんじゃなかろうかという視点を得たわけです。そういうことで、これを改善する考えはありませんかという提言です。
(中略)
以上、3点の質問によろしく御答弁をお願いいたします。
(中略)
○選挙管理委員会事務局長(市川享利) 終わりに、4月の選挙を振り返り問題点を考えるについての御質問にお答えいたします。
(中略)
第2点目でございますが、選挙人名簿の確認作業は公正な選挙を執行する上で基本となるものであり、現在の方法は本人を確認するための必要最小限度の作業と考えております。しかしながら近年の性同一性障害者に関する報道もございますので、今後の研究課題としてまいりたいと存じます。
(中略)
○21番(住田景子) 再質問を自席で行わせていただきます。
(中略)
3点目、選挙のことです。(中略)
2点目の男女別を大きな声で言うことについて、研究課題ということでしたが、伺いましたら、小金井市では、投票用紙に男女と書くこともやめたということだそうですね。それは小平市でも取り組むべきですし、まして投票に行った人に、男だ、女だということは、見かけではなかなかわからなくなっている部分もありますから、これは次回からはもうやめていただきたいということでいいですね。そのことを確認したいです。
(中略)
○選挙管理委員会事務局長(市川享利) それでは、何点か御質問をいただきましたので、順次お答え申し上げたいと思います。
(中略)
それから、2点目の小金井市の投票入場券の話がございました。これにつきましては私どもも知っておりますし、性同一性障害者の件につきましては、先日の新聞でも、戸籍の性別訂正は認めないという記事などが載っておりましたし、いろいろ関心は持って見ているところでございますが、結論から申し上げますと、小平市の選挙管理委員会も、お気づきになったかと思いますが、入場整理券に男女の表示はことしからしていないんです。今まではしてあったんですけれども。必ずしも、性同一性障害のことを意識してということではなくて、いろいろな側面から抜いたということですが、今後もこれについては抜くような方向で考えていきたいというふうには考えております。ただ、先ほど住田議員が、次回からやめるんですねと、こういうお尋ねでございましたけれども、これは冒頭説明申し上げましたように、研究していきたいということで、今これをお約束はちょっとできないです。といいますのは、選挙の公正さとどういうふうにバランスをとっていくかという問題がありますので。男女の投票者数を出したり、当日、名簿対照しないでいきなり投票用紙の交付係へ行ってしまう人も中にはいるものですから、いろいろチェックをかけていますので、これを今すぐお約束はできません。研究はしたいと、こういうことで御理解いただきたいと思います。
(後略)
市議会2003年3月定例会会議録 (2003/02/28)
【 平成15年 3月 定例会-02月28日−04号 】
○議長(高橋三男) 日程第1、一般質問を行います。
前日に続き、議事を継続いたします。
初めに、関根 玲議員の一般質問を許可いたします。
○3番(関根玲) 3番、関根 玲です。2件質問させていただきます。
短いようで本当に短かったこの2年間、私の未熟な一般質問におつき合いいただきましてまことにありがとうございました。最後までよろしくお願いいたします。
(中略)
また、性については、不確かな情報が先行しやすい分、差別的な見方がされやすいという現実があります。例えば、同性愛者の方たちや性同一性障害の方たちについて、露骨な差別をする人がいますが、そういう人たちに、なぜ嫌なのと聞くと、別に大した理由もなく、メディアや周りの人に植えつけられたイメージだけで言っている場合が多いんです。特に性の話題に敏感な10代の子どもほど、露骨にそういった性的マイノリティーの方を嫌がったりします。
エイズについても同様で、感染予防の知識としてはほかのSTDと同じようですが、現時点で治療法が確立していないという部分からも、さらに間違った認識が横行し、特に感染についての知識はいつまでたっても浸透していないんではないでしょうか。それが理由で差別が蔓延しているという事実があります。
総合学習の時間に、同性愛者の方を呼んで話をしてもらうという取り組みをしている学校が実際にありますが、そこで同性愛者の方がふだんどういう意識で暮らしているか、どういう差別を受けているか、日常生活でどういうことで困っているという話を聞くと、子どもたちの意識はうそのようにぱっと変わるそうです。そういう取り組みを今後どんどんしていくべきだと私は思います。少数であっても確実に存在する性的マイノリティーの存在すらも知らない人も、子どもも含めて、大人も含めて多いのですから、その存在を知るというだけでも、性について子どもたちが考えるいいきっかけになるんではないでしょうか。
大人になってからだと、柔軟に物事を見られなくなってしまいがちだからこそ、若いうちにさまざまな性のあり方を知っておくのが大切だと思います。また、子どもたちの中にも、自分は同性愛者なのではないかと悩んでいる子が、少数かもしれませんが、確実にいるということも忘れてはいけないし、だからこそ、性の多様性を認める必要性はあるのだと思います。
また、性教育は学校だけで行うものかというと、それは違うと私は思います。奨励することと知識を持つということは違うことですから、オープンに性について話し合える家庭環境をどのようにつくっていくかについても考えていかなければいけない部分だと思います。性の問題については、子どもの人生に大きな影響を与えるのは間違いないことなのですから、親は恥ずかしいとか言いにくいとかいうものがありますが、責任を持って教えなくてはいけないことなのではないでしょうか。家庭の中でタブーにしない雰囲気づくりをどうすればよいか手助けするのも行政の役割なのではないかと思われます。
そこで再質問させていただきます。小学生、中学生、高校生などの子どもを持つ保護者や20代の青年を対象とする避妊や性病に対する知識を扱う公開講座などをもっと頻繁に開くことはできないでしょうか。そういった試みはできないでしょうか。
2点目、教育の現場、総合学習の現場で行っていると先ほどおっしゃっていましたが、具体的にどのような活動をしているのでしょうか。先ほど私が言ったような性的マイノリティーの方やエイズ感染者の方を実際に呼んで、子どもたちと意見交換をする場などを設けてほしいんですが、そのあたりは検討していただけますでしょうか。
3点目、小金井市では、3月に発行する男女共同参画社会の啓発誌、かたらいというものの中で、性同一性障害の方の声を載せ、あらゆる人が自分たちの心を守り、性の権利を主張していこうという考えを示すそうです。小平市でも、広報誌ひらくの中で、10代の性についてや性的マイノリティーの方についての性の今の現状をありのままを伝える記事などの特集を設けてほしいが、検討していただけますでしょうか。
再質問は以上です。よろしくお願いします。
(中略)
○児童女性部長(福田一訓) 20歳代における性教育の問題と、それから、性同一性障害についての御質問にお答えしたいと思います。
20歳の性の関係でございますが、こちらにつきましても、男女共同参画センター等の設置がこれから望まれているわけでございます。その中で、計画の段階でしかないわけでございますけれども、今後の研修講座の開催の1つということで理解をしているところでございます。
それから、いま1つの性同一性障害の、ひらくへの、特集号というんでしょうか、そういう内容でございますけれども、こちらにつきましては、現段階では、このひらくをつくるに当たりましては、実行委員会方式でつくっている、市民の方の参加を求めてやっているわけでございますので、そこの実行委員会の中での提案をさせていただく中で検討してまいりたい、こんなふうに考えてございます。
(後略)