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東京都中野区


updated 2004/01/14


平成15年第4回定例会会議録 (2003/12/09)

1.平成15年(2003年)12月9日、中野区議会議事堂において開会された。

(中略)

 議事日程(平成15年(2003年)12月9日午後1時開議)

日程第1

(中略)

第63号議案 中野区印鑑条例の一部を改正する条例

(中略)

                  午後1時01分開議

○議長(山崎芳夫) 定足数に達しましたので、本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、お手元に配付の議事日程表のとおりでありますので、さよう御了承願います。

 これより日程に入ります。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

(中略)

 第63号議案 中野区印鑑条例の一部を改正する条例

(中略)
                                     (委員会報告)

○議長(山崎芳夫) 日程第1、第59号議案から第63号議案まで、第66号議案、第67号議案及び第70号議案の計8件を一括議題に供します。


(中略)

平成15年(2003年)12月2日
中野区議会議長 殿
区民委員長 高倉 良生
(公印省略)
議案の審査結果について

 本委員会に付託された下記議案は、審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。




議案番号 件    名 決定月日
第63号 中野区印鑑条例の一部を改正する条例 12月2日


(中略)

○議長(山崎芳夫) お諮りいたします。

 上程中の議案に関する委員長報告は、会議規則第40条第3項の規定により省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(山崎芳夫) 御異議ありませんので、委員長報告は省略いたします。

 本件については討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(山崎芳夫) 御異議ありませんので、これより採決いたします。

 上程中の議案は委員会報告どおり可決するに御異議ありませんか。

                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(山崎芳夫) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。

(後略)

平成15年第4回定例会議会運営委員会会議録 (2003/12/09)

中野区議会議会運営委員会〔平成15年12月9日〕

(中略)

委員長

 4、本会議の運営について、次長から説明を求めます。

飯塚区議会事務局次長

 まず、議事日程でございますが、別紙1をごらんいただきたいと思います。

 日程第1は、各常任委員会から異議なしで可決すべきものとして報告が上がってきている議案でございます。

(中略)

 次に、議事の順序でございます。

 別紙2をごらんいただきたいと思います。休憩までの議事の順序でございます。

 (1)本日の開議宣告。

 (2)日程第1、第59号議案から第63号議案まで、第66号議案、第67号議案及び第70号議案の計8件を一括上程いたしまして、委員長報告省略をお諮りいたしまして、討論に入ります。採決につきましては簡易になろうかと思います。

(中略)

 このような順序になろうかと思います。

 以上でございます。

委員長

 ただいまの説明に対して質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長

 質疑がなければ、ただいまの説明のとおり確認したいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長

 御異議ありませんので、さよう確認します。

(後略)

平成15年第4回定例会会議録 (2003/11/28)

1.平成15年(2003年)11月28日、中野区議会議事堂において開会された。

 議事日程(平成15年(2003年)11月28日午後1時開議)

日程第2
 第63号議案 中野区印鑑条例の一部を改正する条例
 第64号議案 中野区保育所条例の一部を改正する条例

(中略)


○議長(山崎芳夫) 日程第2、第63号議案及び第64号議案の計2件を一括上程いたします。

 理事者の説明を求めます。

                 〔助役内田司郎登壇〕

○助役(内田司郎) ただいま上程されました第63号議案及び第64号議案の2議案につきまして、一括して提案理由の説明をいたします。

 第63号議案、中野区印鑑条例の一部を改正する条例は、印鑑登録原票の登録事項及びその証明事項として、性別の記載については不要であることから、印鑑登録原票の登録事項のうち「男女の別」を削除するものです。

 この条例の施行時期は、平成16年4月1日です。

(中略)

 以上2議案につきまして、よろしく御審議の上、御賛同くださいますよう、よろしくお願いいたします。

○議長(山崎芳夫) 本件について、御質疑ありませんか。

                〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(山崎芳夫) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。

 上程中の議案は、会議規則に従い、区民委員会に付託いたします。

(後略)

区議会速報
平成15年第4回定例会で可決した議案、意見書、陳情の審査結果は次のとおりです。

●可決した議案

第63号議案 中野区印鑑条例の一部を改正する条例


http://www.city.tokyo-nakano.lg.jp/kouhou/publicity/p_031021.html

申請書・証明書等における性別記載の点検結果について

報道機関への情報提供 2003年10月21日

このたび中野区は、男女平等社会の実現に資するとともに、最近の性同一性障害者による性別訂正を求める活動や国における法制度整備の状況を踏まえ、区民に提出を求める申請書及び区民に発行する証明書等で性別記載欄のある218の文書を対象に、性別記載の必要性の有無、削除の可否を点検し、その結果をとりまとめた。

同区では、性別記載の見直しが可能な印鑑登録申請書や同証明書、母子健康手帳交付申請書など92の申請書等について、来年4月までを目途に見直しを行うことにした。

なお、同選挙管理委員会では、今月28日公示、来月9日執行の衆議院議員選挙から、不在者投票宣誓書兼請求書の性別記載をやめるという。

●点検結果の部別内訳

部名 件数 内訳
不可
総務部 2 2 0
区民部 74 14 60
地域センター部 25 12 13
保健福祉部 75 45 30
都市整備部 9 7 2
教育委員会事務局 31 10 21
選挙管理委員会事務局 2 2 0
合計 218 92 126
※環境部、監査事務局、区議会事務局、収入役室は、性別記載のある申請書等なし。
※区長室は申請書等がない。

●性別記載見直し不可としたものの理由内訳(理由は複数選択)

見直し不可の理由 件数
1.法令の規定     78
2.区民のサービスに必要 16
3.国・都などの報告に必要 2
4.その他 35
131

【問合せ先】:地域センター部女性・青少年課
電話 3228−8938
FAX 3228−5659


公文書から性別欄削除/92種類を見直し/条例改正案可決へ (公明新聞 2003/12/03)

 性同一性障害を抱える人々が普通に暮らせる環境づくりを進めている東京都中野区は、公明党の提案で印鑑登録原票に記入が義務付けられている性別記載欄を削除する。11月26日から開催されている議会に、条例改正案が提出されており、全会一致で可決される見通しだ。

 同区では、今年9月議会で公明党の高倉良生議員が、公文書にある性別記載欄の見直しを要望。これに対し、申請書類218種類のうち、法令などで定められているものなどを除く92種類について見直しが可能だとし、来年4月をめどに性別記載欄を廃止する方向を明らかにしている。

 さらに同区議会は、10月議会で、公明党の梁川妙子、久保里香の両議員が性同一性障害の人々から受けた要望を基に提出された「性同一性障害を抱える人々が普通に暮らせる社会環境の整備を求める意見書」を全会一致で可決している。

 今回議会に提出される「印鑑条例の一部を改正する条例案」は、こうした流れを受けたもので、これ以外の項目についても順次、準備が整い次第廃止していくことにしている。

選挙で性別問いません 都内7区が記入欄削除 性同一性障害者に配慮 不在者投票用紙請求書 (東京新聞 2003/11/07夕刊)

 既に始まっている衆院選の不在者投票で、東京都内の七つの区が、本人確認などのために記入を求めていた投票用紙請求書の性別欄をなくした。性同一性障害の有権者らに配慮するためだ。

 性別欄を削除したのは、世田谷、港、台東、
中野、豊島、葛飾、練馬の各区。いずれも四月の統一地方選まで、投票用紙請求書に氏名、生年月日、住所のほか、性別の記入を求めていた。

 統一地方選では、埼玉県新座市や草加市、都内の小金井市などの自治体が、性同一性障害の有権者からの「書類と外見の違いを指摘されるのが怖くて、投票に行けない」という声にこたえ、性別欄を削除。他地域でも同様の声が広がり、七区が衆院選からの削除を決めた。

 葛飾区選管は「集計作業で男女別データが必要になるが、選挙人名簿から照合する自動システムが確立し、あえて本人に性別を問う必要はなくなった」としている。

 不在者投票の請求書以外でも、都内の九区が今回の衆院選から、投票所入場券の性別表示をなくしたり、性別を記号表示に改めたりしている。

性同一性障害を抱える人々が普通に暮らせる社会環境の整備を求める意見書 (2003/10/22)

なかの区議会だより第188号 8ページ(2003/11/23)に掲載 (PDF)

「性同一性障害を抱える人々が普通に暮らせる社会環境の整備を求める意見書」

 性同一性障害は、世界保健機関も認める医療疾患で、わが国では、平成9年(1997年)に日本精神神経学会によるガイドラインが定められ、外科的治療の性別適合手術が合法的に可能になりました。また、翌年には、初めての正当な医療行為としての手術が埼玉医科大学で行われました。しかし、専門医は限られ、保険適用もなく、経済的にも大きな負担となっています。手術の施行例もわずかです。

 性同一性障害を抱える人々は、性別を意識する頃から自身の性別に違和感を持つ人もおり、成長過程の中で、学校・家庭・社会等において様々な苦痛を強いられています。戸籍と異なる性で生活をしている場合には、住民票の提出ができず、就労・入居に困難をきたしています。また、選挙や各種申請における本人確認、健康保険証を使用しての受診など性別記載のある公文書を提出する際、数々の問題が生じてきます。男女別のトイレの利用、制服の着用といった日常的な問題から、性同一性障害であることが知られたため解雇されたなど、身体的・精神的・経済的な困難に直面しています。

 本年7月、国会において「性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律」が全会一致で成立しました。しかし、その内容はまだ十分ではなく、更なる対応が必要と考えます。戸籍上の性別変更の可否にかかわらず、戸籍と異なる性で普通に生きることが出来ない性同一性障害者のために、早急に社会環境の整備を求めるものです。

 よって、中野区議会は、以下の事項を政府に要請します。

1 「性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律」施行3年後の再検討時には、要件の緩和を図ること

2 公文書での性別記載は可能な限り削除すること

3 就職、不当解雇、職場差別などの禁止

4 治療の保険適用・医療機関の拡充など医療面での国の支援

5 教育、医療関係従事者など、性同一性障害に関わる専門職の人々への研修

6 セクシャル・マイノリティを含む性教育の充実及び教育現場での理解

7 社会に対する啓発・情報提供・相談機関の確保

以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。

内閣総理大臣・内閣官房長官・厚生労働大臣あて

中野区議会議長名

決議状況:全会一致

区議会速報

平成15年第3回定例会で、可決した議案・意見書、陳情の審査結果は下記のとおりです。

●可決した意見書
性同一性障害を抱える人々が普通に暮らせる社会環境の整備を求める意見書

平成15年第3回定例会会議録 (2003/10/22)

1.平成15年(2003年)10月22日、中野区議会議事堂において開会された。

 議事日程(平成15年(2003年)10月22日午後1時開議)

(中略)

 議員提出議案第15号 性同一性障害を抱える人々が普通に暮らせる社会環境の整備を求める意見書

○議長(山崎芳夫) 日程第10、議員提出議案第15号、性同一性障害を抱える人々が普通に暮らせる社会環境の整備を求める意見書を上程いたします。

 提案者代表の説明を求めます。大内しんご議員。

                 〔大内しんご議員登壇〕

○10番(大内しんご) ただいま議題に供されました議員提出議案第15号、性同一性障害を抱える人々が普通に暮らせる社会環境の整備を求める意見書につきまして、提案理由の説明を申し上げます。

 なお、提案説明は案文の朗読をもってかえさせていただきたいと存じますので、御了承願います。


性同一性障害を抱える人々が普通に暮らせる社会環境の整備を求める意見書

 性同一性障害は、世界保健機関も認める医療疾患で、わが国では、平成9年(1997年)に日本精神神経学会によるガイドラインが定められ、外科的治療の性別適合手術が合法的に可能になりました。また、翌年には、初めての正当な医療行為としての手術が埼玉医科大学で行われました。しかし、専門医は限られ、保険適用もなく、経済的にも大きな負担となっています。手術の施行例もわずかです。

 性同一性障害を抱える人々は、性別を意識する頃から自身の性別に違和感を持つ人もおり、成長過程の中で、学校・家庭・社会等において様々な苦痛を強いられています。戸籍と異なる性で生活をしている場合には、住民票の提出ができず、就労・入居に困難をきたしています。また、選挙や各種申請における本人確認、健康保険証を使用しての受診など性別記載のある公文書を提出する際、数々の問題が生じてきます。男女別のトイレの利用、制服の着用といった日常的な問題から、性同一性障害であることが知られたため解雇されたなど、身体的・精神的・経済的な困難に直面しています。

 本年7月、国会において「性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律」が全会一致で成立しました。しかし、その内容はまだ十分ではなく、更なる対応が必要と考えます。戸籍上の性別変更の可否にかかわらず、戸籍と異なる性で普通に生きることが出来ない性同一性障害者のために、早急に社会環境の整備を求めるものです。

 よって、中野区議会は、以下の事項を政府に要請します。

 1 「性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律」施行3年後の再検討時には、要件の緩和を図ること

 2 公文書での性別記載は可能な限り削除すること

 3 就職、不当解雇、職場差別などの禁止

 4 治療の保険適用・医療機関の拡充など医療面での国の支援

 5 教育、医療関係従事者など、性同一性障害に関わる専門職の人々への研修

 6 セクシャル・マイノリティを含む性教育の充実及び教育現場での理解

 7 社会に対する啓発・情報提供・相談機関の確保

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。

年  月  日

内閣総理大臣
内閣官房長官 あて
厚生労働大臣
中野区議会議長名

 以上でございますが、同僚議員におかれましては、何とぞ満場一致で御賛同賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。

○議長(山崎芳夫) 本件について御質疑ありませんか。

                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(山崎芳夫) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。

 本件は、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(山崎芳夫) 御異議ありませんので、委員会付託を省略いたします。

 本件については、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませか。

                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(山崎芳夫) 御異議ありませんので、これより採決いたします。

 上程中の議案は、原案どおり可決するに御異議ありませんか。

                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(山崎芳夫) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。

(後略)


議会運営委員会 (2003/10/22)

(前略)

大内しんご委員長

 3、意見書の取り扱いについて、お手元に配付の資料2のとおり、委員会で取りまとめた意見書が1件、会派から提出されている意見書が4件ありますので、取り扱いの協議をいたします。

(中略)

 次に、(2)会派から提出されている意見書4件について、取り扱いの協議をいたします。1件ごとに協議をいたします。

(中略)

では、次の性同一性障害に対する意見書について、提案会派に対して質疑はありますでしょうか。
 
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕

(中略)

6、本会議の運営について次長から説明を求めます。

飯塚区議会事務局次長

 まず、議事日程でございますが、別紙1をごらんいただきたいと思います。

(中略)

 次に、議事の順序でございます。別紙2をごらんいただきたいと思います。

(中略)

  続いて、別紙3をごらんください。

(中略)

 (9)日程第4、(中略)

 次に、点線内でございます。日程追加、先議をお諮りいたしまして、日程第10、議員提出議案第15号、性同一性障害を抱える人々が普通に暮らせる社会環境の整備を求める意見書を上程いたしまして、大内しんご議員によります提案説明を求め、質疑を受けます。委員会付託省略をお諮りいたしまして、討論を受け、採決につきましては後ほど御確認願います。

(中略) 日程追加、先議をお諮りいたしまして、日程第11、議員提出議案第16号、携帯電話の利便性の向上と料金引き下げを求める意見書を上程いたしまして、大内しんご議員によります提案説明を求め、質疑を受けます。委員会付託省略をお諮りいたしまして、討論を受け、採決につきましては後ほど御確認願います。
委員長

 ただいまの説明に対して質疑はありますでしょうか。

 質疑がなければ、ただいまの説明のとおり確認したいと思いますが、御異議ございませんでしょうか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長

 御異議ありませんので、さよう確認をいたします。

 次に、議案、意見書、陳情を通して討論がある場合はお申し出をお願いします。

(中略)

 次に、(2)会派から提出されている意見書4件について、取り扱いの協議をいたします。1件ごとに協議をいたします。

(中略)

では、次の性同一性障害に対する意見書について、提案会派に対して質疑はありますでしょうか。
 
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕

(中略)

なければ、4件あわせて取り扱いに入ります。

(中略)

性同一性障害に関する意見書、これに関しましては本日、本会議に上程し、提案者は議会運営委員会委員全員、提案代表者は委員長ということで確認をいたします。

(中略)

委員長

 次に、議案、意見書、陳情の採決方法について確認をいたします。

(中略)

 次に、議員提出議案第15号、性同一性障害に関する意見書は簡易でよろしいでしょうか。

〔「はい」と呼ぶ者あり〕

委員長

 それでは、簡易で確認をいたします。

(後略)

区民委員会 (2003/10/16)

区民委員会会議記録

(前略)

高倉良生委員長

 次に、申請書・証明書等における性別記載の点検結果について(資料14)の報告を求めます。

竹内沖司女性・青少年課長

 最近におけます性同一性障害の人々による性別訂正を求める活動ですとか、国における法制度整備の状況を踏まえまして、区が区民の皆さんに提出を求める申請書類及び区民の皆さんに発行する証明書等のうち、性別記載欄のあるすべての文書を対象に、性別記載の必要性の有無、また削除の可否を改めて各部において点検いたしました。その結果を以下のとおり取りまとめたものでございます。

 点検結果、性別記載のある申請書等の総数は218ございました。そのうち、性別記載を見直すことが可能と判断したものが92、性別記載の見直しができないとしたものが126ございました。

 点検の結果の部別内訳はそこに記載のとおりでございます。

 性別記載が見直しができないとした126の理由でございますが、これは、複数の理由がある場合もありますので合計の数が少し違っておりますが、一番多いのが法令の規定によるものが78、それからその他といたしまして、国・都などの関連様式等との整合性のためですとか、区民のサービスに必要があるとか、そこに書いてあるようなさまざまな理由によりまして、126件については今回、性別記載の見直しを行わないとしたものでございます。

 92の性別記載の見直しが可能としたものにつきましては、来年4月を目途に見直しを実施するとしております。

委員長

 ただいまの報告に対し質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長

 質疑がなければ、以上で本報告について終了いたします。

(後略)

議会運営委員会 (2003/10/10)

中野区議会議会運営委員会〔平成15年10月10日〕

議会運営委員会会議記録

○開会日 平成15年10月10日

○場所  中野区議会第2委員会室

(中略)

大内しんご委員長

 御異議ありませんので、さよう確認をいたします。

 その他、各委員、理事者、事務局から何か発言はありますでしょうか。

高倉良生委員

 意見書を2件提出させていただきたいと考えておりまして、事務局の方に今その文案をお届けしてありますので、よろしくお願いします。

委員長

 では、事務局、配ってください。

〔資料配付〕

委員長

 では、提案会派から説明を求めます。

高倉委員

 今、お手元に配付をしていただいたとおりの2件でございます。

 1件は、性同一性障害を抱える人々が普通に暮らせる社会環境の整備を求める意見書(案)でございます。今定例会の本会議でも取り上げられた性同一性障害の方々に対する施策、対応でございますけれども、本年7月に国会において性同一性障害者の性別の取り扱いの特例に関する法律というのが全会一致で成立をいたしておりますけれども、内容の面でさらに見直す必要があろうと、そのようにも考えられるところでございますし、さらに公文書の性別の記載の問題で、可能な限り削除ができるものは削除をすること、また就職、不当解雇、職場差別などの禁止、治療の保険適用、医療機関の拡充など医療面での国の支援等々、ここに7項目の要望を書かせていただきましたけれども、ぜひとも皆さんの御賛同をいただければと思っております。

(中略)

 何とぞ御賛同をよろしくお願い申し上げます。

委員長

(中略)

 それでは、取り扱いですけれども、本日は各会派持ち帰りといたします。

(後略)

平成15年第3回定例会会議録 (2003/09/22)

1.平成15年(2003年)9月22日、中野区議会議事堂において開会された。

○副議長(やながわ妙子) 会議を再開いたします。

 中野区議会議員 佐 藤 ひろこ

 1〜4(略)

 5 公的書類からの不要な性別欄の削除について

 6〜9(略)


○副議長(やながわ妙子) 一般質問を続行いたします。

 佐藤ひろこ議員。

                 〔佐藤ひろこ議員登壇〕

○29番(佐藤ひろこ) 第3回定例会に当たり、一般質問いたします。

(中略) 

 次に、公的書類からの不要な性別欄の削除についてお伺いいたします。

 心と体の性が食い違うことに苦しむ性同一性障害は、世界保健機構も認める医療疾患です。日本では、主要な医療機関でその診断を受けた人は、これまでのべ2,200人、潜在的には7万人の当事者がいると言われております。この7月国会において「性同一性障害者の性別の取り扱いの特例に関する法律」が成立し、法に定める要件を備えた性同一性障害者は、性別の取り扱いの変更請求をすることが可能となりました。心の性に従い生活する当事者の多くが、生活実態と公的書類上の性別が異なることから、印鑑登録証明書の性別欄など、当事者の商行為を難しくするなど、さまざまな困難に直面しております。性同一性障害のほかインターセックスなど、明確に男女に分けられない人々も存在します。区としても、その人権に配慮する取り組みが求められていると考えます。

 自治体が管理するさまざまな行政書式において、不要な性別欄を削除する動きが新座市、草加市、市川市などの全国の自治体で起こっております。草加市も、第1回定例会で申請書の見直しを行う条例を制定いたしました。草加市印鑑条例において、証明事項から性別を省く見直しも行いました。先日訪問しました世田谷区でも、可能な限り申請書等の不要な性別欄を削除するために、状況把握のための全庁的洗い出し作業が行われ、先日、調査結果が出されました。300調査し、削除可が171、不可が129で、現在見直しに向けて検討しているところだそうです。印鑑登録証明書とその申請用紙や投票整理券からの性別欄の削除、印鑑条例の改正に向けてさまざまな自治体が取り組みを始めております。中野区でも既に調査と見直しをされているそうですが、結果はいかがでしたでしょうか。印鑑条例の改正については、現在どのように検討されているのか、お伺いいたします。

(中略) 

              〔地域センター部長柳澤一平登壇〕

○地域センター部長(柳澤一平) 私の方からは苦情処理の仕組みですとか、DV防止の関係で5点ほどお答え申し上げます。

(中略)

 それから、公的書類におけます不要な性別記載欄の調査をしたということだが、この結果はどうかという御質問でございました。

 性別記載欄のある申請書、証明書等について、その見直しの可否について、本年7月に点検をしたところでございます。性別記載のある申請書等の総数は218件でございました。そのうち、見直しが可能は判断したものが92件でございます。見直しが困難としたものは126件でした。その理由といたしましては、法令の規定によるものが78件と最も多かったところでございます。

                〔区民部長本橋一夫登壇〕

○区民部長(本橋一夫) 私からは、DVやストーカー被害にかかる住民票の写しの交付の取り扱い、それと印鑑の登録や証明におきます性別記載についての御質問にお答えをさせていただきます。

(中略)

 次に、印鑑の登録や証明におきます性別記載についてであります。印鑑登録証明書は、契約の締結や融資などを受ける際、居住や本人の意思確認等のために用いられることが多いわけですが、性別の表示は不可欠な記載とは考えられません。そこで、印鑑登録の事項につきましては条例で定めているということでありますので、現在、性別記載を削除するための条例改正を検討しており、できるだけ早く提案をしたいと考えております。

(中略)

 中野区議会議員 高 倉 良 生

 1〜6(略)

 7 住民基本台帳等について

 8〜10(略)

○副議長(やながわ妙子) 次に、高倉良生議員。

                 〔高倉良生議員登壇〕

○14番(高倉良生) 公明党の高倉良生でございます。質問に入ります。

(中略)

 次に、性同一性障害の問題についてお伺いします。

 この問題については、国会で公明党の浜四津敏子参議院議員などが中心となり、法整備を進めてきた課題でもあります。テレビドラマの「金八先生」でも話題を呼びましたけれども、性同一性障害に悩む方々がいらっしゃいます。性同一性障害とは、心の性と体の性が一致しない病気というように一般的には言われておるようです。

 行政が発行する各種証明書等に不必要な性別の記載があるために、不利益、差別、不自由、苦痛をこうむらざるを得ない性同一性障害の方々からの訴えがあります。当事者にとっては、切実な問題であろうと思います。選挙の投票入場券のはがきにも性別の記載があります。中野区選挙管理委員会では、公職選挙法施行規則によって、入場券により投票録に男女別集計を記載しております。私たちの要望等により、人権への深い配慮から、次回の選挙からは性別表示については記号に変えるなどして男女別集計を行い、入場券への性別の記載は削除する方針とお聞きしております。区の発行する証明書の中に印鑑証明がありますが、そこには性別の記載があるものの、相応の根拠があるようには思いません。中野区は、こうした印鑑証明など、公的書類の中にある性別記載について、見直し可能なものが先ほど92件あるとのことですが、削除するとすれば、具体的にどれとどれか、またいつから実施をするのか、お聞きをしておきます。

(中略)

              〔地域センター部長柳澤一平登壇〕

○地域センター部長(柳澤一平) 私からは、子育て支援等3点についてお答え申し上げます。

(中略)

 それから、性別記載の見直しが可能なもののうち、削除を行うのはどれとどれか。また、その時期はいつかという御質問でございました。本年7月に行った申請書、証明書等の性別記載の点検・見直しの結果、可能と判断したものはすべてについて改善を行うこととしておりまして、来年の4月を目途に実施していきたいというふうに考えてございます。

                〔区民部長本橋一夫登壇〕

○区民部長(本橋一夫) 私からは、住民基本台帳等についての御質問にお答えをさせていただきます。

(中略)

 次に、印鑑証明の性別記載についてでございます。印鑑証明での性別の表示は不可欠な記載ではないと考えておりまして、現在、条例改正の検討を進めております。

(後略)

なかの区議会だより3面●区政をただす(03年第3回定例会 一般質問) PDF

一般質問

市民自治 佐藤ひろこ

公的書類から不要な性別欄の削除を
性同一性障害の方に配慮して、公的書類から不要な性別記載欄を削除する自治体が出てきているが、@中野区の調査結果は。A印鑑条例の改正について検討はしたのか。

区長
@性別記載のある書類の総数は218件であり、見直しが可能なものは、92件である。A印鑑登録など、性別記載を削除するための条例改正を検討している。

区議会03年第三回定例会  佐藤ひろこ一般質問 (2003/09/22)

(前略)

5.公的書類からの不要な性別欄の削除について

佐藤  心と体の性が食い違うことに苦しむ性同一性障害は世界保健機関も認める医療疾患です。日本では主要な医療機関でその診断を受けた者はこれまでに延べ2200名、潜在的には7万人程度の当事者がいると言われています。この7月国会において「性同一性障害者の性別の取り扱いの特例に関する法律」が成立し、法に定める要件を備えた性同一性障害者は、性別の取り扱いの変更請求をすることが可能となりました。心の性に従い生活する当事者の多くが、生活実態と公的書類上の性別が異なることから、印鑑登録証明の性別欄が当事者の商行為を難しくするなど、さまざまな困難に直面しています。性同一性障害のほかインターセックスなど明確に男女に分け切れない人々も存在します。区としてもその人権に配慮する取り組みが求められていると考えます。

 自治体が管理するさまざまな行政書式について、不要な性別欄を削除する動きが新座市、草加市、市川市など全国の自治体でおこっています。草加市も第一回定例会で、「申請様式等見直しに伴う関係条例の整備に関する条例」を制定し、証明事項から性別を除くこととする草加市印鑑条例を見直しました。世田谷区でも、可能な限り申請書等の不要な性別欄を削除するために、状況把握のための全庁的洗い出し作業がおこなわれ、先日調査結果が出されました。300調査し、削除可が171、不加が129で、現在見直しに向けて検討しているところだそうです。印鑑登録証明書とその申請用紙や投票整理券からの性別欄の削除、印鑑条例の改正に向けて、さまざまな自治体が取り組みをはじめています。中野区でもすでに調査と見直しをされたそうですが、結果はどうでしたか。印鑑条例の改正については、どのように検討されているのかおうかがいします。

地域センター部長  7月に点検した公的書類の不要な性別記載欄の調査の結果は、総数218件のうち、見直し可が、92件。見直し困難、126件で、その理由は法令の規定によるもので78件だった。

区民部長  性別記載削除のための印鑑登録の条例改正を検討している。できるだけ早く提案したい。

(後略)

2003(平成15)年度第26回庁議(2003年9月16日)

<報告されたテーマ>

1〜2 略

3 申請書・証明書等における性別記載の点検結果について 【地域センター部】

 ○ このことについて、概要次のとおり報告があった。

 最近における性同一性障害の人々による性別訂正を求める活動や国における法制度整備の取り組みをふまえ、区民に提出を求める申請書類及び区民に発行する証明書等のうち性別記載欄のあるすべての文書を対象に、性別記載の必要性の有無、削除の可否を各部において改めて点検し、その結果を以下のとおりとりまとめたので報告する。

 1.点検結果
性別記載のある申請書等総数    218件
うち
性別記載見直し可 92件
性別記載見直し不可 126件
 2.性別記載見直し実施予定時期別内訳
平成15年度中 50件
平成16年4月 36件
平成16年4月以降 4件
その他(次期選挙時) 2件

問合せ先:区長室政策担当
電話:3228−5571
FAX:3228−5643


投票所入場券:性別必要なし 東京都内10区などで表示見直し (毎日 2003/10/29)

 11月9日投票の衆院選を機に、「投票所入場券」(投票所案内はがき)にある有権者の「性別」表示を見直す動きが広がっている。埼玉県草加市など一部自治体は今年4月の統一地方選から廃止していたが、新たに東京都内の計10区などが表示を廃止したり、男女の区別を数字や記号に置き換える。心と体の性が一致しない「性同一性障害」の人に配慮したもので、投票結果の男女別集計の電算化が進んだことも背景にある。

 投票所入場券は公職選挙法施行令に基づき、区市町村選管が有権者に郵送し、投票所で選挙人名簿と照合される。通常は有権者の氏名、住所に加え、性別も表示される。

 今回の衆院選から性別表示を廃止するのは、都内の世田谷、豊島など計4区や神奈川県藤沢市など。また▽男性だけに「*」マークを付ける(江東、墨田、練馬区)▽男女を「A」「B」と表示する(千代田区)▽男女を「1」「2」と表示する(新宿区)――など、性別を記号化する自治体も多い。中野区や千葉県市川市も性別を数字に置き換えるが、「数字の意味が分かると置き換えた意味がなくなる」(同市選管)と表記方法は公表していない。

 入場券は投票者数の集計に使われ、男女別集計が義務付けられているため、性別表示のある入場券を手作業で数えるのが一般的だった。しかし、世田谷区などは今回の衆院選から投票所にパソコンを設置し、入場券ではなく選挙人名簿のデータで投票をチェックし自動集計するため「入場券の男女表示は必要なくなった」という。

 性同一性障害をめぐっては、今年7月に戸籍の性別変更を認めた特例法が成立するなど人権保護が進み、公文書の性別欄を見直す動きが全国で進んでいる。(中略)【重長聡】

性別記載見直します 中野区 印鑑証明など92文書で『欄』削除へ (東京新聞・東京版 2003/10/22)

 中野区は二十一日、印鑑登録証明書や母子健康手帳交付申請書など九十二の申請書・証明書の性別記載を見直す方針を明らかにした。心と体の性の違いに悩む性同一性障害者による性別訂正を求める活動や法整備を踏まえた取り組みで、来年四月までをめどに順次、対象文書の性別記載欄を削除する。

 区は七月、性別記載欄のある二百十八の文書を点検。所管ごとに性別記載を必要とする法令規定の確認や、規定がない場合はその必要性について検討した。

 その結果、九十二の文書で見直すこととし、百二十六の文書は「法令の規定」「区民サービスに必要」「国・都などの報告に必要」を理由に見直しを不可とした。

 この見直しの一環で、同区選挙管理委員会は二十八日公示の衆院選から、不在者投票宣誓書兼請求書の性別記載をやめるという。

申請書類の性別表記を見直しへ 中野区 (産経・東京版 2003/10/22)

 中野区は二十一日、印鑑登録申請書や母子健康手帳交付書など九十二の申請書類について、来年四月をめどに、性別表記欄を見直すことを明らかにした。

 申請書類の性別表記について、性同一性障害者による訂正を求める活動が国内でも盛んになってきたことなどをふまえ、区では性別表記欄のある二百十八の文書を対象に性別表記の必要性の有無、削除の可否などを点検。その結果、九十二の書類については見直しが可能と判断した。

 また、区では、二十八日公示の衆議院選挙から、不在者投票宣誓書兼請求書の性別表記を削除することも決めた。

東京・中野区


地方自治法第99条

普通地方公共団体の議会は、当該普通地方公共団体の公益に関する事件につき意見書を国会又は関係行政庁に提出することができる。

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